「羊と鋼の森」を読んで
こんにちは、はっぱです!
もう5月、はやいですね。この前年越ししたばっかりだと思ったのに・・・。もうあと1ヶ月で2019年の半分が終わるなんて^^;
5月の気候はとっても快適だけど、花粉がまだあって私は辛いです。
今回は、本当に久々に本を読んだので、その感想をレポートしようかなと思います。
読んだ本は、タイトルにもありますが「羊と鋼の森」という本です。
映画化もされているので、名前は知っている人は多いのかな?
人気俳優、山崎賢人さんが主演です。
↓「羊と鋼の森」公式HP
私は、趣味程度ではありますが、ピアノを弾いているのでこの本に興味をもち、購入しました。ピアノを引く人や、聴く人がこの本を読んだら、とても楽しめるのではないかなと思います。
簡単なあらすじ・・・
主人公の少年である外村が、高校生の時に、調律師の板鳥に出会い調律師という職業に魅せられ、調律師として働き始めます。調律師の職業は、ピアノと向き合うだけでなく、人と向き合わなくてはならない職業。外村は、先輩の調律師や、一人一人個性のあるお客さんに囲まれながら成長していく。そんな姿を描いています。
刺激的なストーリーとは言い難いですが、この本を読んで、とても温かくて、優しい気持ちになりました。
調律師という専門的な職業に焦点を合わせた本を読むのはこれが初めてでしたが、自分の未知の世界で働く方の奮闘や、やりがいをみるのはとても面白いです。
私は、ピアノを弾くので、もちろん調律師の方と接する機会はあるのですが、事務的な繋がりと感じていました。
こんなに美しく繊細な心でピアノと向き合っていることを知り、これからの調律がとても楽しみになりました。
この本は、ピアノに全く関わりのない人でも、もちろん楽しめる作品だと思います。人がいかに感性が豊かで、想像力が豊かか。そんなことを考えさせられました。そして、自分がもし調律師になったらどんなふうにお客さんを満足させられるように調律するのかな、と。
この美しい作品をぜひみなさんに読んでもらいたいです(^^)
感想をお待ちしています!