宅浪で身につけた受かる勉強法
2018年 11月1日。センター試験まであと2か月と18日。
時間にすると約1872時間。
自己紹介です。私は2年間の宅浪生活を経て、はれて早慶に受かった。
宅浪2年目にしてようやく受かる勉強の仕方が
はっきりわかった。
そんな宅浪野郎がいまから書く勉強法はそんなの今更言われなくてもわかってるよと思われることかもしれない。
しかし、多くの受験生は計画的に
「こうやろう!」と決めた勉強方針で進めていても成績などがいまいちよくない結果だった時
自分の勉強の仕方が間違っているんじゃないかと思うなどして勉強方針を変えてしまったり、新しく参考書などを買ってしまいがちです。
かくいう私もそんな感じでぶれぶれでした。
なので、勉強の仕方が定まっていない人、悩んでいる人はぜひ私が勧める取り組み方でこれから勉強を進めてほしい。
大まかに書くと
1基礎作り
「勉強は基本が大事だ」「まずは基礎を固めろ!」と多くの人がこのように先生にしつこいくらい言われてきたと思う。
そのとき「なんだよ基礎って。具体的に何やればいいんだよ」と心で叫んでいるだろう。
基礎の概念が正直勉強界においてはしばしば神聖化されすぎて、その実態があいまいでつかみにくいものになっている気がする。
結論から言うと、基礎を作るとは教科書の内容を身に着けることです。
そんなの学校でやってるよと多くの人が思うかもしれないが、私から言わせてもらうとやり方が甘い。
例えば「206ページの備考欄に書かれている人物は誰?」と聞かれて瞬間的に答えられますか?
「教科書下の方に小さく書いてある英単語全部覚えてる」といわれて素直に「はい」と言えますか?
ページ数まで覚えるのはさすがにやりすぎだと思いますが、
教科書のことならなんでも聞いてくだされと自身をもって言えるくらいになれば基礎は固まったといえるでしょう。
もちろん教科書でなくても問題ありません。
自分が長年使いこなしている参考書やペラペラの薄い問題集でもなんでもいいので核となる本を何か一つでも持っていることが大事なのです。
そうすることで自分には誰にも負けないものがあると自信を持つことができます。
自信をつけることも基礎作りでは大事な要素の一つ。
結論、「基礎作りはバイブルをもつこと」
ですます調が適当なのは許してください。
2 問題を解く
数学はもちろん、英語や国語、物理、化学、世界史、日本史全て問題を解きましょう。
問題を解く意味は
①基礎で身につけたことを間違えなく理解し、覚えているかを確認するため。
②基礎の理解を深めるため。
③頭の中を整理するため
④本番でスラスラ解けるようにするため。
①②
この3つの意味を見て気づいたことがある人もいると思います。
問題を解くのはあくまで、基礎を完璧にするための手段の一つと考えてください。
1 の基礎作りでも書きましたが、問題を解くのも基礎づくりの一環です。
問題集をサブバイブルとしましょう。
③
インプットばかりしていては、頭の処理能力がキャパオーバーしてしまい、覚えたことがごちゃごちゃになって整理できません。そしてせっかく覚えたことが消滅して、またおぼえ直す羽目になります。
イメージは
まず、『基礎作り』で頭の中に知識が適当に仕分けされて放り込まれている状態です。
次に、『問題を解く』でそれらの知識を手に取り吟味して今度はきちんと棚に整理し直します。
問題を解くのは知識を出し入れしやすい頭の中の環境づくりのためです。
まあ、こんな感じです。
④
試験は時間内で問題文を読んで解いていかなければなりません。
問題文を読み慣れておくことで試験本番でスピードをあげて解いていけます。
3 傾向と対策
これは最終段階でもあり怠ると落ちる確率も上がってしまいます。
テレビで東大王も言っていたので受かるために大事なことであるのは間違いありません。
ですが、この段階に行くまでが大変です。
傾向と対策とはつまり志望大学の過去問を解いていき何をどのレベルで問われるかを把握していくことです。
問題の出され方。
よく問われている分野。
自分には何が足りていないか。
これらを把握することです。
次の記事では宅浪の1年の過ごし方について書いていきます。